オニカマスのシガテラ風味

松樹くん

2012年07月07日 13:19

こんにちは

賃貸のささのです


梅雨が明け、快晴が続いておりますが、みなさま良い釣りしてますか?

この時期の昼間に釣りをするのは自殺行為。

涼しい朝まずめ(5時前~7時位)オンリーで勝負。



先日もホームグランドの残波岬に暗いうちに着くと、

同業者(ルアーマン)がせっせとキャストしている。

挨拶をし、隣に入れてもらうが、何と四国から遠征に来ているとのこと。


釣り人は基本的に夢見るロマンチストなので、遠征に行くと釣れると思い込んでおり、

私も関西に住んでいる時には、福井や四国、九州まで遠征しておりました。


結果は、、、、、、

うん、釣りは釣果のみを追い求めるものではない、そこに行くまでの

ワクワク感、というか妄想を楽しむものである、との悟りにいたりました。


四国のルアーマンはぜひともGTを釣りたいとのことでしたが、

PE2号にリーダーは30LBという、ハマチタックル。

GTは浅場に回ってくるけど、最近はほとんど見ないので、

深場の方でカツオでも狙ったほうがイイよ、とアドバイスするも

ムキになって浅場にポッパーをマシンガンキャスト。

根性あるやんけ。 頑張れルアーマン。


そのうち深場にキャストしている私のドラドペンシルにヒット。

あまり走らないがやたら重い

上がってきたのは



バラクーダ(オニカマス)



120センチ位で10キロありました。

四国のルアーマンはビビりながら写真を撮って帰って行きました。

また来いよ~!



この魚は「シガテラ」という毒を持つことがあり、

沖縄では食用が禁止されています。

リリースしようかと考えたのですが、ギャフをざっくり刺してしまっている為リリース出来ず。

仕方なく重い魚を抱えて帰り、

まずは庭先で鱗と頭と内臓を取り解体作業



鱗がギターのピックみたいです。

胃の中身は、、、

アバサー(はりせんぼん)が3匹入っていました。



ローズマリーをたっぷり入れた唐揚げにして毒見

翌日も中毒症状は出なかったため、切り身にして本店の皆様におすそ分け

きちんと皆には「毒があり、食用は禁止されている」事を重要事項として説明しておきました。

後は自己責任。

幸い誰も中毒にはなりませんでした。

シガテラ中毒は、酷い時は数か月もめまいや感覚異常が続くことがあり

海外では死亡例もあるそうです。

良い子は決して食べてはいけません


でも、ちょっと食べてみたいという方は

松樹本店までお越しください。

予約を承ります。 もちろん自己責任で



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