松樹日和

朝晩、だいぶ涼しくなって、過ごし易くなってきましたね

土曜日ブログ担当、奥原です


今日も、ただ今一時帰国中の息子から仕入れたネタで、また中国のお話です


息子は国際交流基金という団体に属しています


中国にいる日本人留学生が、定期的に中国の各都市に集って


その土地で日本語や、文化を勉強している中国人の方々と


交流するという活動をしているようです


去年、青海省の西寧（シーニン）という所で、集まりがあった時


チベット人学生のお宅に1泊2日のホームステイをしました


そのお宅の外観です




とっても、のどかなところで

家の中は


これが、台所、かまどの向こう側はベッドになっているとか


ホームステイ先のご家族

息子さんの夏吾太（シャウタル君）、日本に留学希望で日本語ぺらぺら

とっても、優しい御家族で、お母さんも妹さんもずっと笑顔で
接して下さったそうで




食卓の真ん中に高く盛られた饅頭、食べても食べても、
次から次に持ってきては“かめーかめー攻撃”をするお母さん
残すのは失礼と頑張る息子と、
食べ切る量しか出せないのが失礼とたくさん作ってはふるまうお母さん
　


「トイレに行きたい？」と息子が言うと、

「トイレはないよ外で、適当に
やって来て。川のそばはだめだよ、みんなの生活用水だから。
スコップを持ってってね。する前に草をむしった方がいいいよ。
用をたした後は土をかぶせてね」という返事がかえってきたみたいで・・・

そ～なの～

でも息子は、なんか違和感なく自然にできたとのこと

お別れのときは、ありがたいことにわざわざ民族衣装に着替えてくれたお母さんたち

温かい、ほのぼのとした気持ちで過ごした2日間だったそうです

見知らぬ異国の青年をやさしく迎えてくれたお母さん達に感謝するとともに、
時間がゆっくり流れている暮らしがいいな～と感じました